ウチも、10巻以内完結でおもしろい漫画を挙げてみる

短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。
「短くて」おもしろくて完結している漫画ということなので、オススメ短編シリーズを挙げておく
画評 - 短完漫画101冊
VIPPERな俺⇒ 10巻以内で完結してておもしろいマンガ教えてくれ


これらの「10巻以内で完結してておもしろいマンガ」を挙げるのがおもしろいので、ウチもやってみます。
”10巻以内”というのが、興味を持って手を出しやすい巻数で良いですね。


名作は上記4つの記事でかなり既に挙がっているので出ていない漫画を、本棚を簡単に見てみて10タイトル程ピックアップしてみました。
完結までの巻数が短い順に並んでいます。




ひかりのまち/浅野いにお
全1巻

スレでソラニンが挙がっていますが、浅野いにお先生の作品はどれも名作だと思います。
ある団地を舞台にしており、様々なキャラが交錯する作品。
初めの方の話で出てきた脇役だと思っていたキャラが、まさかあんなに活躍するとは。




SCAPE-GOD/高遠るい
全1巻

世界系で百合、オカルト混じりでパロディ満載の漫画。
高遠るい作品らしい独特の雰囲気や、元ネタ解説があったりでなんともカオスな単行本に仕上がっています。




みずいろ/大石まさる
全2巻

大石まさる先生の漫画は、自然とSFの組み合わせが素晴らしい。
「みずいろ」はSF要素はほぼなくて、田舎の自然の良さが満載の漫画。
読むと、自転車で自然のあるところを走りたくなります。




最後の制服/袴田めら
全3巻

女子校を舞台に、二組の女生徒をメインに展開する百合漫画。
袴田めら先生の百合作品で現時点での最高傑作だと推します。




ヨイコノミライ/きづきあきら
全4巻

オタクにとっては”オタク特有の痛い部分”を見せられて痛い漫画ではありますが、おもしろい漫画です。
関係が崩れるだけでなくてヤンデレになるキャラもいて相当に混沌としていますが、こういう痛さがきづきあきら先生の作品と言えるんじゃないでしょうか。




西洋骨董洋菓子店/よしながふみ
全4巻

よしながふみ作品は名作ですが、西洋骨董洋菓子店はその中でも名作だと思います。
元エリート営業の主人公と彼の同級生のゲイを中心とした男達の洋菓子店に居心地の良さを感じますね。
終盤に向けて伏線が収束していく展開が最高。




迷彩君/竿尾悟
全5巻

軍オタだと思われていた大学生が実は”本職の傭兵”という”日常の中に戦争が混じっている”ギャグ漫画。
主人公の戦友の傭兵仲間やらも入って戦闘が多くありますが、ほとんど”死”の要素を感じないのが良いです。
ミリタリー知識が皆無でも楽しめます。




アニメがお仕事/石田敦子
全7巻

アニメーターの女性を主人公が、過酷なアニメ業界で奮闘する様を描いた漫画。
失意の底に堕ちても立ち上がって前に進んでいく姿は、アニメ業界だけの話ではなくて仕事をする人全てに通ずるものがあります。




敷居の住人/志村貴子
全7巻

緑の髪の少年など、ちょっとズレた少年少女の青春恋愛漫画
志村貴子先生の作品は引き込まれる良さがありますね。




おっとり捜査/小手川ゆあ
全10巻

小手川ゆあ先生といえば「死刑囚042」は間違いなく名作ですが、「おっとり捜査」も良い漫画だと思うのですよ。好きです。
刑事の秋葉が、秋葉の友人で元監察医の殺人犯・橘を逮捕する為に捜査する愛憎渦巻く刑事モノ漫画。
最初の事件で出会った女子高生のみずほちゃんとの恋愛も良いかと。
私が、黒崎×さくやで百合妄想していたのは秘密だ。黒崎警部大好きです。



■番外



eensy-weensyモンスター/津田雅美

まだ1巻しか発売されてませんが、2巻で終了と明言されておりLaLa本誌では完結済みなのでピックアップ。
王子と持てはやされて勘違いしていた葉月くんと、穏やかな性格だが葉月くんに対してだけ暴言を吐く”怪物”を自分の中に見つけて消沈の七花ちゃんの恋愛漫画
キッカリカッチリ1年で完結が勿体無いくらいの傑作。