大東京トイボックス(5)/うめ


待ちに待った新刊が出ました。面白いよ!
25話、29話が本誌掲載されてた頃それぞれ、タイトル忘れましたがエロゲが性表現で問題になったり、ガンガンオンラインの漫画がコミックスにならないという話があった頃だと記憶しておリ、そういったことを避けずに組み込んでいるのが面白さに繋がってると思うのです。


今巻の見どころは何といっても主人公・太陽のエゴと信念が、仲間を含めた周囲とぶつかりズレていく過程。
以前にマサの自意識の暴走が描かれたわけですが、太陽のこれは10年前の出来事とリンクしており、同じ道をなぞらせ様とする仙水と、10年前の出来事を知りたいようを救おうとする月山ちゃんの3人の関係が魅力すぎる。
太陽、仙水、花組の花子は信念やこだわりなど言動にブレが少ない一方で、クリエイターではない月山ちゃんはまた別の考え方で動いているように感じます。
なもんで、立場もあって30話のラストに姿を見せれなかった彼女が切ない。
太陽との関係がズレっぱなしということはないだろうから、どう修復していくのかが楽しみです。
だから、オマケ漫画がより一層、もうね。




で、こんな絵描いてました。
いや、5巻読む前にP4終わらせたんですよ。
太陽の前に現れた長髪の太陽が、イメージとしてダブる感じだったので。


彼は過去の自分で、正論だけれども情熱や信念を折るような存在で、実際の太陽の行動は社会人として問題もあるけれど、より良いものを作るには必要なことでもあるわけで、乗り越えなければならないもの。
独りよがりに暴走するのではなく、周りに目を向け協力するということが大切なのですね。
10年前に比べて仲間に恵まれているわけだしね。