久しぶりの漫画感想

感想溜め込みすぎました。
あまり読めてないなー、と思っていたのですが気づいたら1冊を時間かけて読むようになってました。
一時期は早く読むように意識してたのですが、自分にはじっくり読む方があってるってことなのかしら。


面白すぎるのは言わずもがな。
10巻では親子ということを強く感じられたホットケーキの話と嘘の話が特に好きです。
よつばが成長しているとわかる描写が散見されるのも嬉しいし、秋のさみしさを思わせる描写に時間の流れを感じたり。
みうらの家に遊びに行く話で思ったのですが、恵那オシャレだなぁ。あとみうらが下の名前なことに驚いた。よく考えたら、恵那と名前で呼び合ってないわけがないよね。



この上なく綺麗な形で終わったと思う素晴らしい作品でした。おまけページの最後の最後で堪えていた涙が出てしまった。
グリードの辿り着いた答えのところが泣けるし、等価交換とその上での新しい法則も胸を打ちますね。
ロイアイ好きとしては2人で戦い姿も嬉しすぎです。



相変わらず人間ドラマが秀逸すぎます。
トラウマや今抱えている事を掘り下げるような描写だけでなく、ひなに降りかかった問題みたいに新しく出てきた人間関係のトラブルも。
過去の出来事でそれそのものに区切りがあったとしても心にしこりがあれば終わってなんてないと思うのですが、それは今や先の別の出来事から救われることもあるよね、そうだよね。
嫌な奴という印象だった後藤の側面も描かれて、零が感じたように少し憎めないと感じさせられるのはさすが。
5巻では個人的には学校の部活関連の描写が一等好き。あとモモのドヤ顔。天才。



ついにというか、ようやくというか玲・紗枝組の頂上戦。
長いと思いつつもいつまでも続いて欲しい漫画だなぁ、とはやてのセリフと、番外編やら学校外の描写を読んで思いました。
新一年出てきたしまだまだこれからだ!



バトルがオラオラと熱かったけど、それで決着じゃないのがジョジョ
大統領の言ってることは詭弁にも思えるのだけどどうなんだろうか。
ジョニィが恵まれた人生ではなかっただけに余計揺さぶられるのは成る程と思いました。



西先生、さすがの面白さ。
ちはるさんが80歳とは思えないくらい考え方が若くてフリーダムなのも面白いですし、それに振り回されたり救われたりそうでもなかったりする娘のちなつさんの結構シリアスな話も面白い。



ワイは男の娘のさくらちゃんが好きなんやー!
可愛すぎて何も全然問題なくこれが普通だと思わせるほどの力は、さすがの上連雀先生。
さくらちゃんはどれだけの人を目覚めさせたら気が済むのだろうと、どれだけ搾り取ったら気が済むのか、いうくらいの漫画でした。



藤子的なハートフルなタイプかと思ったら、安心(?)の金田一作品のブラックさ!
魔法ファンタジーということで楽しみですが、設定的に重く黒いのでどうなるか不安な楽しみさです。
スペルだけであの威力の魔法が使えるとも思えないのでさがんにもルーツがありそうな、誰のどういう意図かは祖父なのかなー、と思ったり。
祖父含めてゲーム好き設定に伏線があったするのかな?



覚醒物質を使った掃討戦の脅威。ミーナ…容赦無く死ぬシビアな世界観が面白さですが悲しい。
パーセルとチャンプの出会いの切なさもだからこそのものですね。
黒銀好きとしては、黒と銀の再会のシーンと銀のサービスカットが嬉しい。



良い意味でゴチャゴチャした密度のある画面、盛り込まれたネタ、練られた構成に人間関係…面白い4コマでした。
時事ネタのパロの仕方や組み込み方もなるほどと思うもので、ある種頭の良い4コマだったなと。
進級卒業しても続いてくのがわかる人間関係は、まだまだ続いてく錯覚さえします。



中村明日美子さんの相撲、とりえわけ呼び出し好きはエロエフの特集なんかでも有名だと思うのですが、それだけに生き生きとした青春漫画で、明日美子さんにしか描けない漫画であると断言できる素敵さ!
進路に不安さもあり親に決められてる感で納得できなくもあり、先が楽しみすぎるのですが連載休止中なのが辛いです。
彼女かわいすぎる。



双子となるべく楽したい母親がメインなある意味等身大と感じられるハートフルな良い家族漫画でした。
連載で読んでたけど気づいたらいつの間にか終わってたと感じてたんですが、やっぱり最終回らしくないなぁ。
もっと読んでいたかったけれど、中学年になったり新しい家に移る前が区切りが良かったのでしょうね。



新米占い師と占いの館の仕事仲間の関係が、仲悪くなくも商売敵視してたりが味だと感じました。
打ち切りらしく、すっきりしない終わり方が特に気になってしまった。



黒スト・黒タイツ好きってか明らかにフェチなので、発売予定表にタイトルを見た時は目を疑いました。
満足いくフェチ漫画も多かったですが、コラムにたまげました。実際の製品の特徴を解説しつつのフェチっぷりに自分はまだまだだ、と。


鉄本 ―テツモト― (KCデラックス) (モーニングKCDX)
うえやま とち けら えいこ 吉田 戦車 田島 隆 東風 孝広 安田 弘之 樹崎 聖 とりの なん子 シギサワ カヤ
講談社

シギサワカヤさんを目当てに購入してちまちま読んでました。
鉄ではない自分ですが、鉄の編集などに連れられた作家という形の作品も多くて楽しめました。フィクションな読切もそこそこあって、最後のとりのなん子さんの漫画は泣きそうに。
これはまだ読んでないのですが、各漫画に絡めた路線なんかの内容のコラムもあったり。