映画DX3公開直前、「プリキュアぴあ」は大人のためのプリキュア読本!

幸せゲットだよ!


プリキュアぴあ (ぴあMOOK)

ぴあ (2011-03-02)
売り上げランキング: 3


というわけで、「プリキュアぴあ」ゲットしました。
これや!ワイが読みたかったプリキュア本はこれなんや…!



この本の予約受付が始まっているのを見つけた時は、「ぴあ?どんな本だろう…」と様子見する気まんまんだったのですが、ある日Twitterで内容が明らかになったと話題になっていてそれを見て即注文。
声優コメントや監督インタビューや対談、プリキュアファンになった者としては気になるじゃないですか!



読んでみて、なるほど、ぴあですね。
「映画プリキュアオールスターズDX3」
の公開を間近に控えた今だからこその本です。


内容は、

「映画プリキュアオールスターズDX3」特集
 ・ストーリー&プリキュア紹介
 ・声優コメント&監督インタビュー


プリキュア」テレビシリーズガイド
 ・歴代スタッフインタビュー&対談


表紙にある紹介はこんな感じ。



「DX3」の特集は、パンフレットのような映画のカットをふんだんに使用した内容紹介。
後にある大塚監督インタビューによるとDXシリーズは3部作完結編とのことで、作品を超えた3チームに分けられていてプリキュア同士の掛け合いが面白そうだと思いました。


で、登場する21人の各プリキュア紹介が見開き2ページであるのですが、これがもう胸が熱くなるものでした。
右ページにDX3仕様のプリキュアのイラストと、どういう経緯でDX3の物語に巻き込まれてどう立ち回っていくのかの紹介。
そして、左ページに声優自筆のコメントと人によってはイラストなど。
スペースが正方形なので色紙に書かれたものでしょうか。


この声優コメントが何か胸が熱くなりましてね…というか何故か目頭が熱くなった私。
夢の共演、というシチュがもう反則級に熱いのですよね。
スタッフインタビューで「声優さんは自分の出ていたプリキュアが一番だと思っている」というコメントが何度か出ているのですが、そういう思い入れや愛みたいなものを感じて涙腺が緩んだのでしょうか。
それにしても久川綾さんのコメントはガチでした。セラムン見てた女の子は親になってますもんね…



声優コメントやスタッフインタビューなどからわかるように、この本のターゲットは子供ではありません。
大人です。
ふりがな無いですしね。
DX3とプリキュア紹介まではまだしも、この後に続くのはスタッフインタビューと歴代作品の紹介です。
今現在プリキュアの放送の対象年齢の女児向けの本ではありません。
シリーズを見てきた親御さんであったり、過去にプリキュアを見ていた子だったり、私達のような大きなお友達だったりが想定読者でしょうね。



私なんかは、フレプリ以前の作品はDVD借りてきてちょこちょこ見てはいたものの、リアルタイムで見ていたのはハトプリが初めてだったのですが(今ではプリキュア自体に極端なくらい大ハマリしてますが)、ずっと放送を楽しみにしていた方には堪らないものがある本なんじゃないかと思いました。
特にスタッフインタビュー。


どういう経緯や意図を込めて製作されたか、シリーズとして欠かせないものは何か、どんな新しいものを入れていったか、というようなことが、2人のプロデューサーと各作品のシリーズディレクターキャラクターデザイナーそれぞれのインタビューや対談で載っています。
子供向け作品の難しさと熱が伝わってくるようです。
それぞれ4ページに渡る各作品のディレクター&デザイナー対談なんかは、1ページ目に描き下ろしイラストとともにコメントがあり、小さいですが設定画やラフがあり、作品に対する想いがあります。
フレプリの描き下ろしコメントがね、4人と一緒にウェスターとサウラーがいてもう胸がいっぱいになりました。あとカオルちゃん



「オールスターズDX3」は今月19日から上映開始されるので、この本を読んでから行くのが吉です。
今ならまだ、映画館で前売り券買えば特典でバッグ貰えるはずですし!
映画を観に行けなくてもこの本単体で十二分に楽しめるだけのものですのでプリキュア好きなら読んで損はないと思います。