久しぶりに読み終えた漫画感想

個人的に4コマ誌で今一番和むので好きな4コマ。4コマ誌以外も含めるとプ〜ねこが一番好きだったりしますが。
営業部のOLものですがお仕事ものとして読むよりも、営業成績最下位でも柔和で職場の人間関係を穏やかにするくらいの来島さんの人間性を楽しむ漫画。
とはいえ、今だからこそ「働かせてもらえることに感謝」のセリフには共感しました。
もう一人の主役ともいうべき8歳下で真逆の性格の馬渡さんとのコンビもかみ合ってる感じが良いです。
むしろ馬渡さんが来島さんに懐いていて、百合フィルターがかかって見てしまうのも仕方ない。(そういう漫画じゃありません
単行本が連載分から選り抜きで全部収録ではないのだけれど、2巻出たら収録されたりするのだろうか。



ミシェル出生の秘密という大きなことで話が動き出してる1冊で、どの話も重要でそれぞれが盛り上がりのある面白い1話1話でさすが。
かっこ良かった大人はますますそう感じるし、桜井兄に嫌味を言ったおっさんも可愛いものなので先の展開に重苦しくはならないだろう安心感を感じました。
それにしてもソウビともども渦中の二人はのほほんとしてて良いなぁ。



ヒューリーとレイスの決着、ともすれば終盤まで引っ張れるくらいのネタでもあると思っていたけど気づいたらもう5巻だし、決着を着けてやっと先に進めるものだと感じました。
エーデルとヴァイオレットを交えた4人のひとつの話ですが、未来に対するレイスとヒューリーの考え方、死者と生者・生と死を描くあたりは作品全体の死生観にも通ずるものなので読んでいて大盛り上がり。



えええ、なんちゅうところで終わるんだ!次の巻はまだですか!
マルコーさんのセリフは実に伏線になってたのですね。
そしてトリエラ…あそこの組は別格だと感じているのですが、幸せな結末なんてどの登場人物にも感じられない中でとりわけ救いがあるように思います。
続きが気になりすぎてつらい。



もっけよりもアクションが多く派手で、作者が活き活きとして描いているんだろうなぁと思います。
作者コメントに「結局同じことしてる」とありますがその点はオカルト好きには嬉しいですし、国も時代も違うしよりダークで、呪術のリスクを交えた話の展開のさせ方も面白い。
姐姐がかなり可愛いのですが、どうしようもなく屍体なのだとまざまざと見せつけられると複雑な気持ちになれます。
ゾンビ萌えに目覚めたらどうしよう。というか目覚める人続出ですよね。



なんで表紙に千代子さんがいないんだ!
ってくらいここの夫婦は可愛くてニヨニヨして娘のぐみちゃんの勘違いとドヤ顔に笑わせられました。
34歳と23歳カップルは微笑ましいし、23歳と5歳はあり得ないのでギャグになってる形ですね。連載では、これで終りか!と思ったのでエピローグ期待してました。
プロローグと折り返し含めた描き下ろしで痒い所に手が行き届いた感じがあります。



栞さん素敵な女性。幻想的な雰囲気と目に見えるものや概念に囚われすぎない感覚も魅力の作品ですが、委員長がメインの話みたいな普通の人の視点の話も良いです。



元より政治的意図が大きく絡んだ漫画ですが、合同会議は国を超えて架空世界ゆえの技術や文化の発展レベルの意図や暗躍があって面白すぎます。
目に見えて大きく動き出したので次巻が待ち遠しい。
あとマーチスが男になれるかどうかが気になって仕方ありません。



ブコメ度が上がってきてニヤけますね!お互いの家に行ったりしてるし。
カナさんが入って、はたからみて意識しあってるように見えるからつついてみる的な良い刺激となってるからですね。
たまきが無防備すぎるけど原田くんの前では安心してるのは十二分に感じられます。



アトラスアンソロ単行本であるプラベビ、まさかの4巻と5巻。
5年以上経っての続刊で正直出ると思っていなかっただけに嬉しい。まぁ、そもそもアンソロ収録作品の単行本ですからね。
メガテン・ペルソナだけでなく、5巻には魔剣Xまで収録されているとは。
作品イメージが侵食されていくくらいに笑わせて頂きました。
それだけに5巻カバー下の愛らしさのギャップにはやられて仕方がないよ、菜々子。