人とロボットを描く警官漫画、正義警官モンジュ最終巻


モンジュ最終巻が出たので色塗り練習。
まだまだカラー上手いことできないので頑張らないと。



それにしても終わってしまったのだなぁ…
端的に紹介すると高性能ながら残念な性格の警官ロボと、いい加減でエロい地方警官、情緒不安定な研究オタな婦警のドタバタとロボット警官の存在意義などが見所の警察漫画。
1話完結のギャグ回がすごく楽しくて、特に好きです。
今回絵を描こうとしてパラパラ見てたんですが、山岸も神谷さんも怒ってばっかで、うん、こういう漫画だなと思いました。
今のご時世、名前とか原子力が原動力ってのはアレだよなぁ、と思っていたらオビで言及されていて吹いたw



12巻は最終巻なので、ギャグ回はなく、前巻からの流れで最終回に向けて重要なシリアス回が続きます。
能力を再評価されての栄転、別れ、東京での活躍…
田舎での楽しかった日々が相まって、最前線である東京での作品は物悲しく感じるものがあります。
やや旧式となったモンジュは性格的にもスペックや動力源とか考えても最前線での活動に向かないと思っていたけど、足りない容量を町での思い出を削除してたと判明するとこなんて、泣いてしまうよ!
町からの栄転の場面、東京でのチームの空気、そういう流れがあって再び追い詰められたシーの心理もより見事な最終巻でした。


欲を言えばエピローグはもう少しページ欲しかったというか、あとがき的なギャグ話でも良いから神谷さんを見たかったです。
神谷さんどうなったの!



「強制ヒーロー」も最終回らしいですが、今日発売のアワーズ宮下裕樹先生の新連載が始まるので楽しみであります。