9月最終日の漫画感想

漫画感想が月1更新になってしまってるなぁ…


表紙の左誰?と思ったけど、これは!!!
思惑渦巻くストーリーが面白いのはもちろん、登場人物のセリフや生き様が熱いのが魅力すぎるわけで、太陽や仙水といったメインのいわゆる天才以外の熱さは震えが止まらないものがありますね。
もうね、表紙二人の過去話と復帰の流れが熱すぎて社会人としても震えずにいられない。



久留里とハルの距離がケンカでまた目に見えて縮まって微笑ましく感じます。
それと同時に小坂さんへの誤解を招くボケもオイシイw
恋愛的には久留里派なのですが、小坂さんも報われて欲しいと前から思わせる作品でやっぱり面白い。
新しく友達になった園山さんも家族みんな愛らしいし、初登場回の流れは上手いと思いました。そういえば友達はある程度家族ぐるみで付き合える形になってますね。



描き下ろしまでじっくり読み切った。読み足りない!
穂積さんのことが語られた描き下ろし、これはなくてはならないものだったし、読めて良かった。
それだけにそこから先も読みたかったです。
描き下ろし中に伏線もあるし、作中の回収できてない伏線も多いし、本当もっとじっくり読んでいきたい作品でした。
とても最終回とは思えないので、いつかどこかで再開してくれないかなぁ…



パロディをふんだんに絡めたネタが最高に面白いし、ネタ抜きでもSF展開が面白いし、やっぱり一覧ネタが記憶に残ってお腹痛いです。
連載読んでましたが単行本で読むと時事ネタ多かったんだなぁ。
ネタは狭いほど面白いとも言われるわけで、個人的には格ゲーの隠しキャラネタと、トラポートにニヤリとします。確かにトラポートはマイナーですわね。



いつもながらの構成の上手さが気持ち良い。
今巻は「想いのずれ」みたいなものが主題とのことですが、実になるほどと思いました。
真田に恋人の話なんてモロそうだし、森秋の話は一側面からだけ見ると勘違いしてしまってるし。
他の要素の絡め方も、警官の松田の素顔を見て上手すぎると思ったものです。
直接セリフに出てなくて気づいてない要素も多いんだろうな、と思うと再読したくなりますね。



2部もめちゃくちゃ面白い!
千夜と月湖の「守りたい」という気持ちと、持ってる力とそれぞれ真逆の方法、それに千夜の「人間になる」という決意が1部を思い出させて熱いですね。
1部の色んなことが丸々伏線だし、先が楽しみすぎる。



4コマもやはり面白くて和む。
単行本発売告知のが特に和む。
東雲研究所が多いのが嬉しい。
一番笑ったのが文とコマ絵の「コロッケパン」で、コロッケパンを食べるたびに喉につまる感じがたまらんと思ってしまいます。あらゐ先生は文章も面白いですよね。



話数やページ数の制限があるので重要回のみになってしまっているので、ビートへの変身にあっさり感があるけれど、やはり美麗。
響と奏の関係にアニメとは違うセリフなんかでガチさを感じてなりません。



少女多重奏 (TENMAコミックス LO)
そりむら ようじ
茜新社 (2011-09-26)

黒ストどS少女に虐げられるとか最高じゃないですか!
大人しいと思っていたメガネっ娘も女王様に目覚める展開も衝撃的で、Mっ気が増幅されます。
黒ストフェチとしては、透けて見える白いパンツとのコントラストが重要だと思うだけに黒ストだけ履いているのは残念ではあったり、切っちゃうのは黒ストが可哀想だとも思いましたが、最高なエロ漫画であります。
あと、兄と妹の短編が性癖的に好きです。
収録作品のキャラが総登場する描き下ろしは良いですね。