ドキドキプリキュア第8話感想。呼び方ってとても重要。


ドキプリ8話、アイちゃん登場回。
しかしそれよりもメインのテーマは、まこぴーとマナ達幼馴染三人との距離のお話でしたね。


さすがにまだポッと出のアイちゃんに思い入れがない段階なので、それだけで回すのは厳しいというか、それはこれから段階を踏んで視聴者に親近感を湧かせていくのでしょう。
来週がそんな感じの話っぽいですし。
(あと個人的にはアイちゃんが可愛くない…妙に人間臭いデザインのせいで怖い気がしてしまって…)


なので、友達になったばかりの真琴とマナの仲を進展させる話という印象を受けました。


名前の呼び方に感じる距離感

8話で一番衝撃的だったのは、冒頭の六花の「剣崎さんがリアクションに困るって言ってるの」のセリフ。
前まで「まこぴー」呼びだったのに、「剣崎さん」呼びですよ!距離開いてるよ!六花ちゃん!
アイドルと知り合いになって身近に感じてしまったからこそなのだろうけど、これは気になってしまう。
恋敵認定に見えてしまう百合視点。


今回の話の一番の見せ所である、まこぴーの「マナ」呼びを引き立てる為のひとつの布石だとは思うのですが、六花ちゃんにとって一番大切なマナがまこぴーに夢中だから苗字呼びになってしまっていると思えてなりません。
ありすちゃんは一貫して「真琴さん」呼びのままだから余計に気になっちゃう。


真琴は真琴で緊張していてまだいっぱいいっぱいなせいか、六花とありすに対する接し方があまり描かれてはいないので、六花とのエピソードで距離が縮まる話は考えられますね。
ちょうどフレッシュのmktnとせっちゃんの話みたいな。
その時はタコジコチューでお願いします。



三人のうちのマナだけとの距離がやたら縮まった感じのある今回、マナが主人公だというのもあるのですが、三人の中心がマナであるということ、マナがまこぴー好きで積極的に関わってくることから接しやすい相手であることから、とても自然な流れだったと思います。
ここからステップアップして六花・ありすとも仲良くなって、特別な四人になっていくのは自然な流れ。
百合脳としては、マナまこにしか観えませんでしたけども!
マナの目がキラキラしてるし、これは六花ちゃん病んでいっても不思議ではない…


今回のマナ六花ありすの幼馴染感は、冒頭からマナの暴走気味なはしゃぎようはいつものことという慣れっぷり、岡田の店でのやり取り、マナの音痴さがわかっていてササッと耳を塞いだことなどから感じられました。
それの対比としてか、真琴とダビィの距離の近さも強調されている感じも受けました。
車の中でのダビィが真琴の気持ちをわかっている感じ、アイちゃんに対する感想を代弁したり、真琴が子守唄歌っている時のダビィのドヤ顔。
真琴は生き方が不器用なイメージと、ダビィの保護者っぷりが実にあらゆる意味でマネージャーしているんだなぁ、と思える。
前にも思ったけれど、それにしてもダビィはどうやって免許取ったんだ…



名前の呼び方に話を戻すと、アイちゃんの名前を決めるという今回のエピソードも真琴がマナを名前で呼ぶことを引き立てる一因になっている気がします。
それにジョー岡田の名前をプリキュアが初めて把握するということ。
ありすがダビィを一貫して「ダビィちゃん」呼びするということも、今回は呼び方を強調している作りなんじゃないかと感じさせられました。
DBさんの時も「ダビィちゃん」というのは若干違和感があるというか、妖精とマネージャーの時でダビィの言動に違いがあるからというか…
ダビィ好きなので気になってしまう。
マネージャーの時は保護者なのに、妖精の時は意地悪になるだなんて、ダビまこ堪らんよ!


その他気になったこと

7話でひとまず前提となる設定を見せ終わったのか、今回は前程続きものであることを強調させる引きではなかった。
ここからは1話完結に近いエピソードが続くのかな。
予告もギャグ回っぽさを感じましたし。
ランスちゃん可愛すぎるので楽しみです。



ジョー岡田の店、ナッツハウスみたいに入り浸る店になりそうなんですが、岡田が明らかにトランプ王国の関係者であるものの、正体不明でどう見ても不審者すぎて現段階ではまだ入り浸るようになるとキッズアニメとしてはヤバイ気がします。
マナが自分の名前を連呼して店の中に入っていったのも気になったポイントではあるのですが、考えすぎかなぁ。



前回で深手を負ったベールさん。
どこへ行ったかわからないみたいですが、トリオの中でも圧倒的な強キャラとして描く為に、ジャネジーが回復するまでは前線に出さないという出し惜しみの為の演出なのかなと思いました。
出番増えて欲しいですけども!



予告のランスちゃん可愛いなぁ…



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