DOLL MASTER

連載を本誌でたまに読んでた作品なんですが、
古本で全巻揃ってたのと、結構面白かった記憶があったので買ってしまいました。

DOLL MASTER/井原裕士


 

いやぁ懐かしい。何年前の作品だろう?

1巻が出たのが2001年だそうな。

一気読みしてしまいましたよ!

 

内容は、人形好きな主人公(女性・一般人)が凄腕モデラーに弟子入りするが、モデラー・久具津には動く人形を作る能力があった…、というもの。

普通にフィギュアの世界は知らないんですが、それを差し引いても十二分に面白い作品。

女性作家さんということで絵柄は少女漫画に近いものもあり、ヲタな趣味のない人でも楽しんで読める…んじゃないかなぁ?

イベント会場の表現なんかは同人方面のイベントを知っていればすんなり読めると思われます。

 

主人公・雛子の純朴さ・ひたむきさがとても良い。

久具津もカッコイイし、脇役もいい味を出してます。

キャラクターの人間関係の変遷も目が離せません。

後半はシリアスな展開が多くなるのだが、個人的にはやっぱりほのぼのコメディな話が好きだなぁ。

甘々展開好きとしては雛子、久具津の関係の描き方には少し不満があるのですが、ワンフェスの度に「電撃大王」に掲載される「ぱられる」を楽しみにするということで。

溜まったら単行本になりますよね…?