こわしや我聞(9)

最終巻を読んだので今日はコレ!
こわしや我聞 (9)/藤木俊
 

「マンガがあればいーのだ」さんを拝見して購入に踏み切った作品。
買って正解でした。 
 
 
父親が行方不明になり、解体屋「工具楽屋」の社長になった高校生・工具楽我聞。
裏家業で何でも壊す「こわしや」をしている仙術使い。
商品を売るため戦争をも起こす真芝グループと戦いながら我聞は社長としても仙術使いとしても成長してゆく。
 
 
あらすじはこんな感じですかね。
王道な少年漫画要素が多く、読みやすいので万人にオススメ。「こわしや」という設定は目新しいなぁ。
 
基本的にはバトルマンガですが、人間関係が良いです。
主人公・我聞と秘書・國生さんの人間関係が少しずつ進展していくのを読んでいくのがある意味正しい楽しみ方かと。
とにかく國生さん良いです!GHK(とある組織。読んでみてくださいな)に入りたいって思うくらいに。
 
9巻で完結というのが少し短いかなとも思いますが、登場人物を無駄なく使っているし丁度いい長さだったのかも。
日常的な場面が好きな私としては、最終巻はバトルに重点が置かれていたのでちょいと物足りなさがありましたが、ラストの技が鳥肌モノでしたので気にしません。
 
巻末のおまけと後日談にはヤラれました。おもいっきしツボだよ!
 
 
傑作。
少年漫画好きにはオススメです。
機会があれば各巻の感想書きたいなぁ…



こわしや我聞 9 (少年サンデーコミックス)

こわしや我聞 9 (少年サンデーコミックス)