6月30日のポートフォリオと新興国ベアETFを購入

米国株式市場は6月29日、

【NYダウ】24,271.41
【S&P500】2,718.37
NASDAQ】7,510.30

で今週の取引を終えました。


為替や10年債利回りは以下の通りです。

ドル円】110.77
【10年債利回り】2.85
WTI原油先物】74.31
【VIX恐怖指数】16.09


貿易摩擦懸念はなかなか収束する気配がなく、主要指数は方向感がない値動きをしています。

トランプ大統領の関税関連の発言は中間選挙を睨んだパフォーマンスの面が強いと思うのですが、欧州での売上が大きいハーレーが工場を現地に移転する方針など、貿易摩擦の影響が出てきている感があります。
(元々、米国内の工場を減らす方針ではあったようですが)

まぁ、ダイムラーやハーレーは貿易摩擦関係なく業績に懸念があって言い訳に使っただけ、という見方もあるようです。

ハーレーに関してはトランプ大統領Twitterで批難し、国外生産した分の米国への輸入に高額関税を課すと言っていることは企業経営に心理的な悪影響がある気がします。


新興国株ベアETFを購入しました


中国の上海総合指数が3000割れしたままで、人民元安も進んでいます。
人民元安は米中貿易摩擦に絡み、米国側への譲歩として元安を容認しているという見方もあるようです。

また、中国よりも経済基盤が弱い新興国の株価や通貨も軒並み安くなっており、年初来高値から20%以上の下落をして、新興国はベアマーケット入りしたという見方も増えてきました。


そこで、米国の金融引き締め・金利上昇により新興国から資金が抜けていくこと、リセッション入りした場合にはさらに下落すると考えて新興国ベアETFを購入しました。
新興国ETFが下落すると、逆に3倍上昇する値動きをするやつです。


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木曜日の寄りで買ったのですが、そこから週末までに新興国株は上昇、さすがレバ3倍の下落速度です。

ここまで直近のチャートを見ると、見事に高値掴みしてしまった感満載です。

リセッション入りして新興国株が下がると考えてのことなので1年くらいホールドしたいと思っているのですが、見た目精神的によろしくないですね。


上海総合が3000割れしたあたりで買いを検討するのがベターだったように思いますが、ベアETFを買うことは全く考えておらず、先日思い立ったので仕方ないと自分を納得させます。

個人的に、ベアETFコモディティETFは上手く使えなかった記憶しかなくて「あまり使うまい…」と思っていたので案の定といったところですが、先まで見越して購入したのでこのまま放置です。


金価格がもう少し下がったらドル安局面で上昇するという金鉱株も買おうかと考えていたのですが、そちらは止めておくことにします。
コモディティの値動きの方がもっとわからないんですよね…